アマチュア天文家。彗星・小惑星・流星などの太陽系内小天体の軌道決定のための位置観測の分野で日本を代表する活動をしている。これまでに800星以上の新しい小惑星を発見し、「時計台」「大通り公園」「知床」「間宮林蔵」「たこやき」など、日本に関係する地名・人名を国際天文学連合(IAU)の小惑星命名委員会へ提案、多くの星の名づけ親になっている。別名、小惑星ハンターとも呼ばれる。
 現在、札幌道新文化センター「やさしい星空教室入門」の講師をつとめるかたわら、天文雑誌「天文ガイド」執筆陣の一人として、また「天文年鑑」編集委員として天文普及活動に携わっている。
 
 日本天文学会、東亜天文学会の各会員。天文年鑑編集委員。彗星会議運営委員。札幌天文倶楽部を主宰。元札幌市青少年科学館天文技術専門員。
 「ぼくらの夢の星空」(北海道新聞社)、「小惑星ハンター」(誠文堂新光社)、「天体写真マニュアル」(共著:地人書館)、「続 日本アマチュア天文史」(共著:恒星社)など著書多数。


渡 辺 和
1955年 北海道釧路市 生まれ
札幌市厚別区厚別中央3条4丁目3−8

わたなべ かずお